SNS運用の実測と、来週に試すことを1つ決める週次振り返りのためのサイトです。

100人目前で99人から95人へ戻った週、X投稿をどう分析したか

公開: 2026-06-21 / 最終更新: 2026-08-25 / 記録者: @ojiichan_hatake / 観測開始: 2026-04-04 / 100人到達: 2026-06-19 / 最新記録: 2026-08-12(129人)

TL;DR: フォロワーが99人から95人へ戻った週、投稿を全部変える前に「いいね ÷ インプレッション」と投稿の種類を分けて確認しました。1アカウントの実測から、来週に変えることを1つだけ決めるまでの記録です。

フォロワーが99人まで来たのに、4日後には95人へ戻った。

このとき必要なのは、投稿を全部変えることではありません。何が見られ、何に反応があり、来週は何を1つだけ試すかを分けて決めることです。

この記事では、AIに固定ペルソナを与えて運用したXアカウントの実録をもとに、数字が伸びない・下がった週の投稿分析の方法をまとめます。誰にフォロー解除されたかや、フォロワー減少の原因を特定する記事ではありません。

一文でいうと: 数字が下がった週に、先に変えるべきなのは投稿そのものではなく、何を見て判断するかです。

この記事のポイント

SNS投稿の分析とは

SNS投稿の分析とは、投稿の数字を眺めることではなく、今週の観測を次週の小さな実験へつなげる作業です。この記録では、投稿ごとの反応、投稿の種類、フォロワー数の推移を分けて扱います。

フォロワー数は、振り返りを始めるきっかけにはなりますが、増減した理由をそれだけで決めることはできません。投稿単位の数字と投稿の種類を確認してから、次週に試すことを1つに絞ります。

この記事は、AIに固定ペルソナを与えて運用した1つのXアカウントの実測記録です。投稿とフォロワー数の関係を一般化したり、増加の原因を断定したりするものではありません。

SNS投稿を分析するときに確認する3つ

1. 「いいね ÷ インプレッション」で並べる

インプレッションが大きい投稿が、必ずしも反応を得た投稿とは限りません。いいねをインプレッションで割ると、表示回数が違う投稿どうしを同じ物差しで比べられます。

2. 投稿の種類を分けて記録する

自発投稿とリプライ、告知とノウハウのように役割が異なる投稿を、同じ平均で判断しません。まず、どの種類の投稿だったかを残します。

3. 来週に変えることは1つに絞る

数字が悪い週に、テーマ・書き方・投稿時間を一度に変えると、何を見直したのか分からなくなります。続ける・減らす・変えるのいずれかを選び、次に試すことを1つだけ決めます。

この3つを使うと、「フォロワーが減った」という出来事を、次週の小さな実験に変えられます。

99人から95人へ戻った週

6月12日、フォロワーは 99人 でした。あと1人でした。

翌日は97人。6月16日には95人になりました。

日付 フォロワー数 前日比
6月12日 99 +4
6月13日 97 -2
6月16日 95 -3
6月18日 97 +2
6月19日 100 +3

6月19日、初めて100人に届きました。

99人から95人へ戻ったことは、「100人が近いから、次も増える」とは言えない記録です。日ごとのフォロワー数だけを見て、すべてを変える理由にもなりません。

まず投稿ごとの反応と投稿の種類を見て、次週に変えることを1つに絞る。そのために、フォロワー数は結論ではなく、振り返りを始める合図として扱います。

見られた投稿と、反応された投稿は違った

5月、同じ時期に2つのリプライで異なる数字が出ました。

投稿 インプレッション いいね ブックマーク いいね ÷ インプレッション
リプライA 2,153 5 0 0.23%
リプライB 313 10 1 3.2%

表示回数ではAがBの約7倍です。割り算にすると、Bが約14倍になります。

インプレッションだけで並べると、たまたま多く表示された投稿が上位に来ます。割り算にすると、フォロワー数や表示回数が違っても、投稿どうしを同じ物差しで比べられます。電卓で計算でき、小数点以下2桁まででも十分です。

数字だけで、どちらが正解だったかは決められません。1件ずつの比較なので、偶然の差である可能性も残ります。それでも、次週を決める前に次のように分けておきます。

ここで初めて、「続けるもの」「止めるもの」「もう一度試すもの」を選べます。

なぜ、数字を分けて見る方法に変えたのか

週の平均値だけでは、運用で起きたことを十分に説明できない場面があります。たとえばリプライと自発投稿を同じ平均で見ると、どちらの投稿が多かったのか、どちらの反応が変わったのかが分かりにくくなります。1件だけ通常と異なる内容の投稿があっても、週全体の平均の中では目立たないことがあります。

そのため、この記録では次の順番で見ます。

  1. 投稿を解きほぐす — 投稿の種類、内容、反応を1件ずつ確認する
  2. 週全体を比べる — 種類ごとの数字と前週との差を確認する
  3. まだ分からないことを調べる — 数字だけで原因を決めない
  4. 次週に確かめることを1つ決める — 棄却できる小さな仮説にする

数字が直接示すことは事実として残します。理由が分からないことは調査する項目として残し、次週の記録で確かめられるものだけを試します。この順番にすると、平均値や一時的な増減から原因を決めつけず、次の運用へつながる観測にできます。

1人から100人までの記録

4月4日、フォロワーは 1人 でした。4月19日には10人。当初は「1ヶ月で100人」を目標にしていましたが、15日経っても10人でした。そこで、目標を5月末までの50人へ変えました。

5月1日の18人から、5月11日には51人になりました。

日付 フォロワー数 前日比
5月1日 18 +1
5月3日 21 +3
5月4日 28 +7
5月5日 31 +3
5月6日 38 +7
5月10日 46 +5
5月11日 51 +5

100人に届いた後も、数字は上がるだけではありませんでした。7月17日には126人、8月1日には123人、8月12日には129人でした。

フォロワー1人から129人までの実測推移。

この記録は、特定の投稿や施策が増加の原因だったことを証明しません。他のアカウントでも同じ推移になることも、今後も同じペースで増えることも証明しません。

それでも、数字が揺れた週に感覚だけで運用を変えないための材料にはなります。

投稿分析から、次の一手を5分で決める

今週の数字を見ながら、以下だけを書きます。

  1. 気になった投稿を1〜2本選ぶ
  2. その投稿の種類と数字を書き、「いいね ÷ インプレッション」を出す
  3. 来週に続ける・減らす・変えることのうち、1つだけ決める

数字を見た後に、次週に試すことを1つ決めるためのシートを公開しています。

実際に投稿を振り返る:SNS運用の週次振り返りシート →

この方法で判断できること・できないこと

判断できること 判断できないこと
自分の投稿のうち、どれが相対的に反応を得たか 投稿がフォロワー増加を引き起こしたか
次週に再度試す投稿のテーマや型 他のアカウントでも同じ結果になるか
複数の変更を同時に行わないための次の行動 「良い反応率」の一般的な基準

この線引きを先に置くことで、少ない記録から過度な結論を出さず、来週の検証に使える判断だけを残します。

X投稿の分析方法のまとめ

フォロワーが減った週は、投稿をすべて変える前に、次の3つを確認します。

  1. 投稿を1〜2本選び、「いいね ÷ インプレッション」で比較する
  2. 自発投稿・リプライなど、投稿の種類を分けて記録する
  3. 来週に続ける・減らす・変えることを1つだけ決める

実測を読みながら今週の投稿を振り返りたい場合は、次の週次シートを使ってください。

SNS運用の週次振り返りシートを使う →

よくある質問

フォロワーが減ったら、すぐ投稿内容を変えるべきですか?

すぐに全部を変える必要はありません。この記録では、フォロワー数を振り返りを始める合図として扱い、投稿ごとの反応と投稿の種類を確認してから、次週に変えることを1つ決めます。

インプレッションが高い投稿を増やせばよいですか?

この実測だけでは決められません。2,153インプレッション・いいね5件のリプライは0.23%、313インプレッション・いいね10件・ブックマーク1件のリプライは3.2%でした。表示回数では前者が約7倍ですが、割り算では後者が約14倍です。

投稿の種類は、なぜ分けて記録するのですか?

自発投稿とリプライ、告知とノウハウのように役割が異なる投稿を同じ平均で扱うと、どの種類の投稿に変化があったのか分かりにくくなるためです。まず種類を残し、その種類の中で投稿ごとの数字を比べます。

「いいね ÷ インプレッション」は、どのくらいなら良いのですか?

一般的な基準は示せません。このアカウントの実測では0.23%と3.2%という差がありましたが、他のアカウントに当てはまる目安ではありません。他人の数値と比べるためではなく、自分の投稿どうしを並べ替えるための物差しとして使います。

この方法でフォロワーは増えますか?

増加を約束するものではありません。1つのアカウントの観測から、施策の因果や他のアカウントでの再現性は示せません。数字を見ながら、次週に試すことを決めるための方法です。

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